モノクロにより一層際立つムーンライズが目に沁みる。この光と影の表現と幻想的な雰囲気はモノクロならではの味である。〝月〟と〝太陽〟とで大きくパート分けされた構成がまたお見事。これによって、おぞましい出…
>>続きを読む太陽が昇り、沈んでいく場所なら
どこにいても人生はほとんど変わらない。
【感想】
いかにも第一回アカデミー賞受賞みたいな内容。良い意味でも悪い意味でも。
シナリオにツッコミ所が散見されるも、映画の…
1927年公開のサイレント映画。
タイトルぴったりな素晴らしい作品。
冒頭の汽車の走行シーンで、「え?これ100年前の映画だよね?カメラワークやべーっ」て巻き戻して見返した。
第一回アカデミー賞主演…
ザモダニティ
割と合成(道路の真ん中でキスしてたら車とか馬車止めちゃうシーン)とか多重露光(ファムファタールの幻想シーン)
ラストミニッツレスキューでもないというか、諦めたら実は生きてた的な
…
奥さんがとにかく存在としてかわいい。夫婦関係の再構築をすごく純粋に描いていて、登場人物が生き生きとしてリアルで、素敵だった。サイレントだからこそ、身振りそぶりや表情が豊かで、心に訴えかけてくるものが…
>>続きを読む妻を殺そうとした男の苦悩を描く。
サイレント映画とは言え字幕が極力排除され映像だけで物語の流れを理解できるようになっている。中でも男が美女に会いにいくために夜の野原を抜けていく場面の長回しの移動シ…