小津監督の映画を観ると安心する。
この作品、あらすじを読むと暗い。確かにそういうストーリーで、作中で誰も幸せにはならない。
でもなぜか後味は悪くない。
山田五十鈴と中村伸郎の夫婦のやり取りが好き。
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もはや、戦後ではない。
小津安二郎の作品の中では異色の作品に思える。いわゆる事情が多い主婦が、自分に宿った命には自分のような思いはさせてはいけないと思うまでの過程が描かれる。なんとなく、この頃か…
小津作品の中では「失敗作」とも言われる本作品。とにかく暗くて陰湿で希望の欠片もないストーリー展開が、小津作品では珍しい。暗い映画は嫌いじゃないけど、ここまで救いがないと観てる側も気が滅入る。どうして…
>>続きを読むふぅむ、こんなのも撮るのね。なんだかんだバタバタしても最後は人の情で締めるのが小津流やと思ってたけど、これはかなり後味悪め。や。現実はこんなもんなのか…。それにしても、夜中に女1人で喫茶店にいたら警…
>>続きを読む松竹株式会社