妊娠や母との再会という祝福にもなり得る題材が全て反転した悲劇。襖や畳、雀荘の上り框のような日本特有の「区切り」が関係の隔たりを表出させる。
訃報を伝えた原節子を追って山田五十鈴が外に出て画面から消え…
この時代の役者さん、有馬稲子や笠智衆、原節子に山田五十鈴とみな表情が良い
もうポスターの有馬稲子で全て持ってかれると言っても過言ではない。
話としては、悲劇的結末ではあるのだろうが、それでも日常は…
■小津安二郎監督作の中で一番好き。
ひたすら暗く、ストーリーもまとまりがないけど…その散らかり具合が魅力的というか。
有馬稲子さんが本当にきれい。
このジャケの表情😣
賛否あると思うけど、この時…
このレビューはネタバレを含みます
東京物語と表裏一体の傑作では?
タバコを持ってる有馬稲子のジャケ写がオシャレで可愛いなぁという入りで観て、衝撃。
小津作品でこんな暗い終わり方があるのもびっくりだけど、ストーリーよりも構成の緻密さ…
扉の開閉がやたら多い作品なんだけど、上野駅で山田五十鈴が開けた車窓を中村伸郎が閉めるところで「あぁ、終わりか」と思った。その時の明治大学の校歌がクセになる。あと、笑顔が最高な原節子の無表情が最高に残…
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