「昭和100年映画祭」連動特集にて鑑賞。YouTube上で明日25日まで無料公開中。
小津安二郎監督の異色作。
有馬稲子主演、原節子、山田五十鈴、笠智衆共演。
物語はひたすら陰鬱。主演の有馬稲子…
このレビューはネタバレを含みます
お天道さんが黄色く見える、ズベ公、ラージポンポン、ぜんぶ意味知らなかったけど猥雑な会話なんすね。外野で面白がってる人たちの軽口がけっこうキツい。恋人?の木村も画面出てくるたびコイツもうダメだとなる。…
>>続きを読む有馬稲子がすごく良かった
グレードギャッツビーにも出てくるメガネをかけた目のモチーフが印象的だった。登場人物は誰もお互いの心の内を正しく見ることができず、全員が全員自分の都合が良い解釈ばかりで、認…
ほとんど救いがない話だけど、有馬稲子のアンニュイな表情と佇まいに魅せられてしまった。スカーフ姿も印象的。
笠智衆がガラガラを鳴らして笑うラストシーンが何とも切ない。
雀荘、パチンコ屋、安アパート…
くーらい!
小津作品にこんな悲壮感漂うものもあるのか…!とまた改めて監督に惹きつけられた一作。
白黒の黒すらもいつもより暗かったような…?
気のせいか…?
なんにしても朗らかな音楽といつもの小津…
小津キャリアの中で最も暗く、世間的には
“失敗“と呼ばれている作品。
確かにとてもシリアスな題材では
あったが全くもって“失敗“とは思わず、
寧ろ当時の日本で今後考えていかないと
いけない問題を示…
家族だからこそ、すぐに向き合うことができないことがある。けど、家族だからこそ空気感や何かしらちがうと感じたときに、疑念や焦燥感がさらに増してしまうのではないか。
明子が本当に気の毒に思った、あの不…
婚前交渉により妊娠、堕胎をした若い女性。父親にはこっぴどく叱られ、「お前のようなものはうちの子じゃない」とまで言われ、ふと、家庭の外に男をつくり、身籠って家出した「汚ならしい母親」にだけ自分は似てい…
>>続きを読む松竹株式会社