家庭内のチグハグも相まって、やんちゃを繰り返す青年が、病に倒れる話。病気が家族の距離を縮める。不安と現実が本当にみるべきものを提示する。結局は兄弟で、根底に変えれぬ優しさと、愛がある。彩度を抑えた銀…
>>続きを読む市川崑監督の観る
無口な父と手足のリウマチで
後妻のクリスチャンの母。
寂しさからか遊び放題の弟の
唯一の理解者は姉だが
脚本 水木洋子 原作 幸田文
何度も観てるがまた
幸田文の自伝小説の映…
幸田文の自伝的小説を市川崑が映画化。
銀残しというのは、現像で銀を処理する工程をあえて省くことにより、彩度が低く、コントラストの強い映像にすることだそう。「セブン」の世界だが、映画の元祖はこの宮川…
宮川一夫の見事すぎるカメラワークに加え、"銀残し"という彩度の低い現像手法による独特な色調の映像美と、市川崑による確かで巧みな演出が結実した超一級品。
ラスト(終わり方、完マークの入るタイミング)の…