幸田文の自伝的な原作に基づいている。
作家で現実的なことに目を向けない父(森雅之)、クリスチャンで自分のリウマチの痛みに溺れてちくちく文句ばかりの継母(田中絹代)、そして弟に献身する20歳の姉(岸…
市川崑監督の観る
無口な父と手足のリウマチで
後妻のクリスチャンの母。
寂しさからか遊び放題の弟の
唯一の理解者は姉だが
脚本 水木洋子 原作 幸田文
何度も観てるがまた
幸田文の自伝小説の映…
幸田文の自伝的小説を市川崑が映画化。
銀残しというのは、現像で銀を処理する工程をあえて省くことにより、彩度が低く、コントラストの強い映像にすることだそう。「セブン」の世界だが、映画の元祖はこの宮川…
宮川一夫の見事すぎるカメラワークに加え、"銀残し"という彩度の低い現像手法による独特な色調の映像美と、市川崑による確かで巧みな演出が結実した超一級品。
ラスト(終わり方、完マークの入るタイミング)の…