このレビューはネタバレを含みます
死んだ後にようやく成就する愛、というのがいい。彼女が死ぬまでずっと待ち続けてる所にも感動する。
窓の外のセットはよくできていて、嵐に揺れる木々の影や窓に当たる雨など綺麗。
船長は家に住んでるのかと…
タイトルが斬新笑 普通にファンタジックなメロドラマなのかと思って見始めたら、内容結構はげし目、ってか主人公の女がすごい。死んだ旦那の家族と一緒に住んでた強情な未亡人が、もうあんたらとは暮らせない!…
>>続きを読むファンタジックな幽霊譚として始まり、顔がほころぶようなとても素敵なロマンティックコメディを経て、この世から離れた者同士の長い時間をかけた愛の成就の物語として終わりを迎える。フィリップ・ダンの脚本がと…
>>続きを読むマンキウィッツの書く台詞とか、その言葉の使いかたはすごくシニックでドライ、そしてすごく面白いのだけれど、このひとは本屋じゃなくて、やっぱ演出家だわーというのがすごくわかる傑作。
小道具の使い方、鏡…
シネマヴェーラにて鑑賞。
監督は「イヴの総て」のジョセフ・マンキウィッツ。これまた名作と言われる佇まいの作品。ハートフル洒落乙ロマンスファンタジー。
個人的にはファンタジー要素ある物語でも退屈だと…
扉の開け閉め、窓の開け閉め、風に揺れるカーテン、たったこれだけで映画が何倍にも素敵になってしまう不思議。
幽霊船長が自ら物語の主人公になることでもう一度生き返り、ルーシーはルキアという誰でも…