これまた鈴木清順らしい、一筋縄ではいかない変な作品。任侠映画にありがちな組の再興の様な大きな筋みたいものはなく、行き当たりばったりでストーリーは進んでいく印象。まるで辻褄なんて最初から合わせるつもり…
>>続きを読むイキってるヤクザが見たかったんだけど、全然違った。かなり渋い任侠映画だった。
とにかく一つ一つのショットが良くて、画面の色が綺麗なんだけどどいつもこいつも何言ってんのかよくわかんない。
尽くした親分…
今まで観た任侠映画でルックが一番良いかも。窓から入り込む照明の光がもはや舞台。その場の心情を表している様な感じ。
最後の殴り込みのシーン、滅茶苦茶カッコいい。扉が倒れたらいきなり真っ赤な背景が出てく…
小林旭の眉毛がすごい。劇画の中から出てきたよう。半年後ぐらいに公開されてる「無頼無法の徒 さぶ」は全然そんな感じの顔ではなかったので、意図的に漢にしてるのだろう
賭博をしている中に入っていき、殺す…
しきしまの
大和男子の
行く道は
赤き着物か
白き着物か
やくざ映画は実録物から入ったので任侠物はあまり観てこなかったんだけど、なかなかいいね。
鈴木清順のオシャレな演出によるところもあるかもしれ…
シネマヴェーラで10年位前に1度観てて、DVDも持ってるけど、改めて観るのは久し振りだった今回もとても面白かったな。
小林旭演じるヤクザの仁義を尽くす姿とその立ち振る舞いから感じられる志の格好良さが…