情念的で観念的。
題材も内容も日本的。
でもどこか無国籍。むしろ普遍的。
楽しそうに作ってるっぽいので清順ファンはニヤニヤして見てられそう。
ツィゴイネルワイゼンで難解だった部分の補足説明的なセリ…
73/110
これまた わかりそうでわからない作品。
とにかく映像が美しいので、それを楽しんでいただけ。
でも、ツィゴイネルワイゼンよりも
ちょっとだけわかりやすく
ゾーっとするシーンは多かった…
鈴木清順と泉鏡花
この作品では、生と死、夢と現実は、境界の曖昧な表裏一体のものとして描かれる。それを繋ぐのは水と二人の女。
最も象徴されるは、かの有名なシーン。
崩壊してゆく舞台を駆け抜け、背景の…