始めは伯爵夫人とその家族たちの傍若無人ぶりにイライラしていたけど、教授が過去を思い出すたびに私も自分の人生について考えながら見ることができ、とても不思議な映画体験だった。
わたしは20代の間ずっと…
耽美派ヴィスコンティがホームドラマ書いたらこうなるのか…という感じ。家族を扱った作品にありがちな温かさは無く、美しく難しいヴィスコンティ流。しかしやっぱりホームドラマではあるのだ。
①老教授の元に…
「美しきものは追い求めよ、少女であれ少年であれ抱擁せよ・・・性の生命は墓に求め得ぬゆえ」と教授は語りかける。
コンラッドはミュンヘンに出発したが、国境で不審尋問にあい、身元引受人のなに教授の名前を…
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