実在した連続殺人魔をモデルとした佐木隆三の小説を、藤田敏八や深作欣二らと映画化権の争奪を勝ち得た、
今村昌平監督執念の力作。
主人公榎津巌は敬虔なクリスチャンの父と、
病弱の母との間に生まれた。
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東映の実録ヤクザ映画みたいな始まり方で、時間も場所も飛びまくるのは面白かった
昭和を西暦に変換する時にプラス25年して、1937年が日中戦争の盧溝橋事件なのを知らないと海軍の強さが分からないと思う
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昭和を詰め込んだような邦画
不気味な映像に重苦しい作風も相まって犯人の緒形拳が一層やばいやつに見える。何が考えてるかわからない不気味さ、サイコパスとは違う何もなさ。
現代から見ると緒形拳だけじゃな…
1963年、78日間、
警察の捜査網をかいくぐり、
殺人と詐欺を繰り返し5人の命を奪った
殺人鬼・西口彰の凶行を小説化したのが
佐木隆三氏の「復讐するは我にあり」
であり、本作はこの小説の映画化。
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構成は面白い感じがしたので、長いのにそれを感じさせなかった。
それと、この当時の邦画らしく全体的に生々しいな。現代でこんなの撮れなさそう。
凡人が1人もいなかった。やっぱりみんなそれなり。
撮って…
記念すべきFilmarks1000登録めはなんかこれが観たかった。姫田カメラの光の表現、手持ち、長回し、映像のひとつひとつがいちいち素晴らしくて感嘆してしまうね。緒形拳はひたすらカッコイイんだけど、…
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人間をこってりじっくり煮込んだような映画で1本丸々どデカい骨が通っているような映画だった。
雪景色から始まり、その後のシーンも寒そうなシーンが沢山。
人間の世知辛さやズルさ、ありとあらゆる負の感…
株式会社今村プロダクション