復讐するは我にありの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『復讐するは我にあり』に投稿された感想・評価

連続殺人鬼西口彰をモデルにした作品。
よく再現ドラマでやるのは、逮捕前の教誨師宅での攻防。
そこの家の娘さんが正体を見破り、逮捕となるが、ここは丸ごとカット。
最初の殺人からの逃避行がメインになって…

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♨連続殺人の末に指名手配をされながら身分を偽りつつ女性と複数関係を持っていた巌。彼は何故殺人を繰り返したのか、逃亡中の様子を余すことなく描いた衝撃作🔨

思ったより殺人中のシーンが生々しい部分あり、…

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3.8

戦後のシリアルキラー西口彰事件を元にした小説の映画化。「復讐するは我(神)のみでそれをする事は神の領域を浸食する事」という聖書の言葉だそうで、主人公榎津(緒形拳)は厳格なクリスチャンの父親、その父の…

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4.2

殺人鬼が警察に逮捕されるオープニングから始まる殺人鬼の逃亡記。

演技、演出、映像等々、どれも素晴らしい迫力だった。
ミステリアスなサイコパスというよりは、生い立ちや父との確執等を描きつつ、しっかり…

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普遍的な犯罪映画や実録ものの枠を超え、空虚でドライな雰囲気があった。
散骨のシーンなど、技術の制約の中で斬新な表現をしていた。

人の行動に意味や理由を求めてしまうが、巌の詐欺や殺人の動機は何も描か…

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胃酸
5.0

おもしろすぎる。

緒形拳の詐欺師ぶり!序盤は入りづらかったがなりすましが始まってからおもしろく見れた。現代のクライムにも通ずる良さがある。
急に入る死体とか、ディテールで参考にしたい人間描写が多か…

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3.8

とにかく若い緒形拳がかっこいい。悪くて賢くてどっしりしてて。
騙すことも女を抱くことも殺すことも全部平等に手段の選択肢でしかない人間、とても厄介で恐ろしく狂ってるのに他のどの人物よりも理性的に見える…

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YAEPIN
4.0

時系列が目まぐるしく変わっていくので、なかなかついて行くのが大変。

主人公の榎津厳の人となりはあまりに虚像で、全く本質が掴めない。
殺人そのものを楽しんでいるようには見えず、怒りに任せて殺している…

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1夕
4.1
凶器としてよりも釘打つためのほうがハンマーの使われ方として怖いことあるんだ。
4.0

クライム作品として優秀

1979年公開の本作、なんだか評判が良いので勉強がてら鑑賞したところ…全然面白い!クライム作品好きには現代でもアリな作品でした。

何の考えもなく、刹那的な欲求のために5人…

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