英国の階級社会を描いた作品でした。主人公の貧しい夫婦を助けたいというエゴで結局崩壊させてしまい、最後のハワーズエンド邸が遺言通りになる展開はとてもゴシック小説的な展開だと思いました。「嵐が丘」など他…
>>続きを読む20世紀初頭を舞台にシュレーゲル家とウィルコックス家、レナード夫妻のハワーズ・エンドを巡る映画
前半1時間でこの複雑な人間関係を全て整理してまとめあげるのはジェームズ・アイヴォリーの手腕を感じる
田…
ジェームズ・アイヴォリーによるE.M.フォースター原作映画3作目。
ハワーズ・エンドをめぐる人々の物語。
『日の名残り』もそうなのだが、原作小説を読んだ時の自分の心の動きが、映画を鑑賞しながら再現さ…
理想主義のシュレーゲル一家と、現実的なウィルコックス一家が別荘を求めて、一族同士の争いを見せる。
一見するとどろどろした関係に見えそうだが、非常に優雅で格式めいた大人のやり取りを見せられる。
そ…
20世紀初頭のイギリス。中産階級のシュレーゲル家のマーガレット(エマ・トンプソン)は実業家のウィルコックス家と交流を持つようになる。やがてヘンリー・ウィルコックス(アンソニー・ホプキンス)の妻ルース…
>>続きを読む『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリー監督作品。ということで結構好みかもしれないと勝手に期待したが、あまり合わなかった。
お国柄だか時代柄だか知らないが、何もか…
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