〖1970年代映画:アクション:キティ・フィルム・コーポレーション:ATB〗
1979年製作で、自ら製造した原子爆弾で政府を脅迫する男の孤独な闘いを鋭い風刺とパワフルな演出で描き、現在もカルト的人気…
公開当時、若い作家と言えば失恋と貧乏と病気の話ばかり語っていたような気がする。日本の伝統芸私小説の影響だろうか。本作品が登場した時、こんなハリウッド調の作品を作る作家が出てきたんだ、と友人と話したも…
>>続きを読む有り得なさと妙なリアルさが絶妙な原爆製造シーン。
今の日本では絶対撮れないアクションと、フェンスの無い屋上の淵でぴょんぴょん跳ねるジュリー。
樹木希林がジュリー好き過ぎる気持ちがよくわかる。
でも…
カルト的な人気作ということで、いつか観たいなと思っていましたが、見事なまでに昭和ですね。
エネルギーが溢れていた時代、高度成長期の日本とは、科学技術の進歩が生活を豊かにすることを疑わなかった時代とい…
中学教師が原子爆弾を自作し、国家を脅迫しようとする。発想は突飛なのに物語は息苦しいほど現実に密着している。
陽気さと無邪気さをまとう男が、爆弾を手にした途端に「何を望むのか」と揺らぎはじめ、滑稽さと…
沢田研二も菅原文太もそうほかの人も演技が凄まじい熱量を感じで最高だった。CGなしのアクションも今の時代では難しいことをやってて新鮮で凄みがあった。沢田研二の表情は引き込まれた。特に終わり方は洒落てて…
>>続きを読む令和にみても新鮮に面白かった、やっぱり語り継がれる名作ってすごい
監督・脚本の長谷川和彦は本人が広島の生まれで胎内被曝児なんだとか。城戸が政治的目論見もなにもないけど単なる愉快犯として描かれなかった…
理科の中学教師が原子力爆弾を作った。望むものは何でも手に入ると考えた男は何をするのか…。
1970年の学生運動の衰退後の虚無感と風刺が滲み出ていて最高!
キャラも演出も脚本もぶっ飛んでる映画
C…
(C)1979 東宝/フィルムリンク・インターナショナル