2015年10月6日(火)シネマヴェーラ渋谷 特集/カンヌ凱旋 黒沢清レトロスペクティブ
清水大敬のシャツ・ハンカチ・靴下の赤が目を引く日本間は小津安二郎調に切り取られ、ご丁寧にも哀川翔はイマジ…
とにかく乾いた雰囲気でたんたんと進み、場合によっては人を殺したり人が殺されたりしている。
不気味な感じは『ノーカントリー』なんかも思い出した。
のちに『CURE』で出てくるXマークのモチーフなんかが…
シネマヴェーラで。
哀川翔が得体の知れない事態に没入していくノワールっぽい映画。真っ当なおもしろさ。だけど、画面の奥でぼやけて映る焼死体などはさすが完全にホラーであった。それから、真正面で向かい合う…
冒頭、黒沢監督にしてはカットしまくってるな…と感じたもののその後はいつもの長さに。
話としては比較的ストレートで破綻も少ない作りだが、黒沢作品史上最も哀川翔が執念深いような。
何故か弾が全く当たらな…
大傑作!!
物語は極めて単純。子どもの頃、家族を皆殺しにされた男が、大人になって刑事になり、自分が担当している事件に家族を殺した殺し屋兄弟が関わっていることを知り、復讐を遂げようとする。そう聞くと…