女子中学生の帰り道、家の門扉の前に不審者が座る様子を目撃した少女は恐る恐る我が家のドアを開ける。中には借金の取り立てに怯えた父母がおり、厳重に鍵をかけて小刻みに震えている。だがベランダの鍵が開いて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
幼少期安城の家に現れ、家族を殺した運命の訪問者
刑事となった安城は、自身の家族を殺した兄弟達のもとへ、運命の訪問者として向かっていく。
拳銃を持つことを誰よりも避けていた安城が、最後まで拳銃を手放…
拳銃の描写が安っぽいんだが、杖突き女のマシンガンぶっ放すインサートに代表されるような映画の演出の即物性と合致している
おそらく偶然なんだろうが、草がひょっこり立つカットがあってなんとも魅力的
何気な…
世界の映画作家Vol. 193 黒沢清アンコール 意思を持つ均衡 オールナイト
@新文芸坐
哀川翔VS六平直政率いる近親相姦殺人兄妹
後半に配置された至近距離真正面からの全く弾が当たらない撃ち合…
ロケーションが流石です、廃れた倉庫とか工場とかやっぱりでてくる。サスペンスもあるし、銃をかるーくパンパン撃つのがいい。弾が切れたら相手が撃ち続けてるのは気にせずその場でリロードしてまた撃ち始めるのは…
>>続きを読む黒沢清オールナイト
眼鏡の奥の哀川翔の瞳がたまらない。ウェットな復讐劇をドライに処理する快感とたまの石川さんのような風貌で殺しまくる六平直政の怪演。防弾チョッキのや杖をつく女。あらゆる装置が無駄に…
思い出の映画レビュー。
当時、高校生だった頃に大傑作「CURE」の黒沢監督にハマり暗黒の青春を送った頃に鑑賞。
小学生の頃に殺し屋三兄弟に家族を皆殺しにされた哀川翔の復讐劇。
鏡の法則に沿って…
死体安置室の美術に驚く暇もなく
黒い影を背負って「過去が歩いてくる」シーンにはド肝を抜かれる。
なんとなく西部劇っぽいと感じるんだが、六平直政をはじめとした犯罪者三人兄妹が現れてからは「悪魔のいけに…