哀川翔&六平直政がとにかくすばらしい作品。
ホラーではないですが終始不気味なオーラを醸し出していて、ファーストカットから黒沢作品であることが分かる。
終盤のあるセリフ「違うよぉー!俺じゃな…」で大…
奥にぽつんといる六平、ファーストショットから禍々しい。それにオフスクリーンの玄関のベルの暴力性。外側から切り替えして射殺する暴力。あと、なんでもないシーンだけど、奥さんが拉致される前のマンションのエ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
黒沢清の一軒家やアパートの一室の構造を巧みに使う数々のロケーションの中でも、今作品における襖と押し入れを用いた演出(冒頭と終盤の反復=逆転劇)は特に面白い。何か凄惨なことをされたらしい妻の遺体の「見…
>>続きを読む適度に見所があってダレない、演出はキレキレ、敵役の六平直政の「ちょっと知恵のたりない凶悪犯」が激怖。
中盤の六平直政との撃ち合いが印象的だ。銃撃が脇を素通りしていく中、冷静に弾を込める仕草が格好良い…
『狂気と運命の交錯』
以前から気になっていた黒沢清監督の“復讐”シリーズ。気になっていた理由はズバリ4作全てのフィルマークスでの評価が総じて高いから。
『復讐 運命の訪問者』3.8
『復讐 消えな…