ずっしりと腰が据わった作品。寓喩としての天国と地獄。
主人公権藤(三船敏郎)が置かれている状況を固唾を呑んで見守るしかない前半。気になって仕方がない状況設定が上手い。更に上手いのは身代金の受け渡し…
143分があっという間すぎるぐらい面白かった。
特に尾行のシーンが好きすぎる。1人ずつ立ち替わり尾行を続けるのを、滑らかなカメラワークで撮っている。
刑事なんて男社会だし、今でもおじさんたちがワハ…
大まかに3つのパートで構成されているのかなと思う。
権藤の息子と運転手の息子を間違えて誘拐するという、滑稽なようでどこかリアリティがある始まり方で話にグッと引き寄せられた。
白黒だから余計にそう見…
今もなお色褪せないどころか今のどの映画よりもキレッキレ。むしろ現代の観衆にこそリアリティがあるかもしれない格差という社会派なテーマでありながら、エンタメとして完膚なきまでに面白い。2時間半ずっと面白…
>>続きを読む10数年ぶりに再視聴し、改めて傑作だと再認識。
主人公の置かれたシチュエーションこそ原作通りだが、主人公の選択や身代金の受け渡しに捜査パートなど、多くが映画オリジナルで、完全に原作を超えていると思…
東宝名画座のサブスクで鑑賞。配信で見る映画でここまで集中して没頭したのは久しぶり。これまで観たサスペンス映画の中でも、かなり上位に入るくらい好きかも。
前半の権藤宅での心理戦で、後半の刑事たちによる…
ラストの権藤と竹内の檻越しの対話が、
この作品のテーマ回収が秀逸だった。
竹内自身の社会格差から生じたであろう己の不幸な人生への復讐を子供の誘拐という手段を用いて権藤の地位や名誉に恵まれてる天国か…
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