★ これが映画ですよ。ね、権藤サン。
圧巻でした。
凡百の作品とは厚みが、太さが、深みが違います。この手触りは邦画というよりも洋画。なるほど。これが“世界のクロサワ”なのですね。
正直なところ、…
立て続けに時代劇を撮った黒澤明が
気分転換も兼ねて現代の犯罪劇を所望し
白羽の矢を立てたのがE・マクベインの
人気シリーズ「87分署」の中でも傑作と
言われていた「キングの身代金」でした
“ 徹底…
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メモ
・横浜トリエンナーレに本作を意識している作品があったため鑑賞。当時の黄金町近辺の陰鬱な雰囲気がよくわかった。
・役員?同士が会社の方向性や持ち株ち株から始まる。三船の仕事に対する情熱や長期…
黒澤明監督の中で一番好きかも。
貧富の差から生まれた憎悪。丘の上に建つ豪邸をボロい家から見上げるという目で見ても分かるヒエラルキー。
きっかけは些細だが、毎日見る景色に憎しみが増大していく。
警察が…
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古い映画は、知ってる俳優さんの若かりし姿、当時の街並み等の見所もありますね。
前半の邸宅内での会話劇は、とても引き込まれた。
後半の詳細な捜査過程は面白かったけど、既に最悪の事態を回避してしまっ…
靴屋の重役の息子が誘拐され、身代金を要求されるお話。
被害者の三船、犯人を追う仲代、そして犯人のあの方(マジ名演)と当時の新旧スターの縮図が見える。
だんだん犯人に迫っていく展開が激アツ。
映画では…
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