初めて観た時は闇にしか目が行ってなくて、しかもその闇が自分の中にあるものと重なっていて、好きな映画だけど苦しい印象だけ…という感じだったけど、10年以上経った今観直したら、其処此処に愛も見えて全然違…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【まわるまわるよ】
2022年3月に若くして他界した青山真治監督。その追悼上映としてデジタル・マスター完全版を現在(2022/5月から)劇場公開しているもの。
20年以上前の作品だ。まずは演…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2022/12/24
あるトラウマを克服しようとする擬似家族をセピア色の現像と217分の長尺で静かに描いた大作。立ちこめる死の匂いはロードムービーとなる中盤から徐々に濃度…
"再生の物語"ではなく"再生は終わらない"って話でしかないのがいい。ロケハンが上手いのが黒沢清、ロケハンの奇跡に遭っちゃったのが青山真治と昔は深く胸に刻みこんだものだったけど。
>>続きを読む本作はカンヌ映画祭の独立部門のひとつエキュメニカル審査員賞を日本の作品では初めて受賞した。
この賞は、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるもので、直近3年間で受賞した作品の全てに奇しくも日本人が関…
ようやく見ることができた。
レンタルで幾度借りても毎度見れないまま返却してた。
やっぱり3時間超えの映画は、1日をそのためだけに費やす覚悟がないと見れない。体感的には2時間映画を2本見るよりタフ。
…
(C)JWORKS