三時間三十七分の映画。
さすがに長すぎ。
役所広司とまだ小学生の宮崎あおいの
完成度で観れる感じ。
前半のバスジャックからの
連続殺人事件のミステリーは
面白かったけど
後半のロードムービーは凄く退…
走るバスも流れる風景もすべてテキスト準拠というか、ト書きを眺めているような気分になる。「ここではないどこか」を目指すロードムービーにしては死地に向かう特攻兵のような顔をした役所広司。
斉藤陽一郎のキ…
【大作だが秀作ではない】
3時間半に及ぶ青山真治の大作。
バスジャック事件からの「癒し」がテーマだが、説得力十分とは思われない。確かに難しい題材であり、なおかつ起承転結をはっきりさせてそれらし…
例えば、アメリカが舞台のスクールシューティングのトラウマを抱えた学生の話ならともかく、日本で銃を用いたバスジャック事件のトラウマを抱えた子供の話されても設定が特殊すぎてピンとこない。
それに、…
バスジャック事件に遭遇し、死の恐怖を味わった運転手と兄妹の物語。
事件後、姿を消していた運転手(役所広司)が戻ってきた。
兄妹(宮崎あおいと宮崎将)は二人だけで学校にも行かず暮らしていた。
これを聞…
クロマチックB&W素晴らしい。曖昧模糊な光と影のゆらめき。とにかく美しい映画だった。九州の映画。阿蘇という土地の包容力。どこを切り取っても一枚の写真のように端正なショットが積み上げられていく様に、個…
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