地面に白線で建物を描いただけの空間の中だけでこんなにも豊かなストーリーが展開できるのかと驚いた。最初は何もないところで扉を開ける動きをして"建物"に入っていくところなど違和感があったが次第に建物が無…
>>続きを読むもはやラースの3時間があっという間に感じてきている…笑
ドッグヴィルという閉鎖的な街に逃げ込んできたグレース(ニコルキッドマン)はギャングに追われていた。そこでトム(ポールベタニー)という青年に…
【犬たちに汚される雪花石膏の手】
ラース・フォン・トリアー監督×ニコール・キッドマン主演で描く「極限にして無限の世界」を描いた衝撃の問題作。全9章にパートが分けられており、ドッグヴィルという村とそ…
舞台みたいだから、映画で観たい作品
なんてものが存在すると思わなかった。
ナレーションも街の人々も、声もコミュニケーションも、全てくすみきった空気に包まれている。状況が良かろうが悪かろうが関係ない…
面白かったけど、今までの監督作の中では一番嫌な気持ちになる
独りよがりな合理主義者で感情のことを全く考えてない男が、質素な生活で満足してたドッグヴィルにニコール・キッドマンを放り込んだらどんどん欲望…
観客にグッと(ウッと)来るカタルシスを齎せつつ、EDのスタッフロールで(おそらく)田舎で苦しい生活を強いられる人々の写真のスライドショーをやり始めるあたり、「何を思わせたいんだ!?」との感想が出た。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
チョークで書かれたセットのみで展開される舞台が変な感じするけど、いつの間にか慣れていた。
片田舎の町では些細な出来事も噂も全部筒抜け。この事象を視覚的に観客に示している。様々なカットの裏で村人たち…