日々の退屈、焦燥の中でなんとか非日常を獲得しようとしても非日常の繰り返しは結局のところ日常へと帰結してしまう。
飛行機を使おうと、車に乗ろうと、映画を観ようと、恋人といようと、友人といようとニュー…
面白い。
物語は単調で何か大きなトラブルが起こるわけではない。
でもそれぞれのキャラクターの人生観であったり、性格が見れて面白かった。
ショットが変わるたびに黒みが入って時間経過を表現してるのすごく…
このレビューはネタバレを含みます
「ワニがいるんでしょ?」
エスター・バリントがきれいできれいでずっとみとれていた、冒頭付近の、ウィリーとふたりでテレビみてるときの横顔の影がほんとうにうつくしかった。ひとりでも生きていけるって顔し…
このレビューはネタバレを含みます
ウィリーとその友人のエディと従姉妹のエヴァの何かを目指す訳でもなく、ただただ旅をするロードムービー。この無気力感と虚無感がこの映画のゆったりとしてオシャレな雰囲気を生み出してる。喫煙シーンがかっこい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
遥か昔の90年代に、元カレに半ば強制的に見せられたんだけど、馬鹿女だった私はまんまとかぶれて、フリージャズなんて全然わからないのにラウンジ・リザーズのライブまで行ったりして、ドラムソロが異常に長いこ…
>>続きを読むたまにはシネフィル気取るかなと、ぴあフィルムフェスティバルにて。ピーター・バラカントークショー付き。
ここでやるならもしかしたらフィルムかもと淡い期待を抱いていたが、当然デジタルだった。見逃しただけ…
インディペンデントすぎるモノクロルックで描かれる退屈な生活と解放エンド。
ジム・ジャームッシュ監督作品。初期作として有名なジャームッシュのこちらを見てみた。
まず本作はアメリカに住んでるハンガリー系…
今観たからこそ感じられるジャームッシュの全てが詰まっているところ
ただの沈黙でさえもカッコよく見えてしまうマジック
この独特な雰囲気とクスッとしてしまうコメディな要素がこんなにもマッチングしてしまう…
特に起承転結がないジム・ジャームッシュ作品、点がなくて線がずーっと続いているような。なのになぜかすっごい惹きつけられる大好きな監督。
の名作、ようやく!
これまでのジム・ジャームッシュでいちばんお…
© 1984 CINESTHESIA PRODUCTIONS INC. New York All Rights Reserved