みかへりの塔に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『みかへりの塔』に投稿された感想・評価

3.5

昭和16年公開、キネマ旬報ベストテン3位、しかも清水宏では珍しい二時間近い力作。舞台は不良少年や少女を収容教育をする学院なかなか面白そうで、実際に出てくる少年や少女たちか生き生きと描かれていて良かっ…

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この映画の舞台は現在でも大阪の柏原市にある修徳学院だそうだ。今は忘却の彼方だ。
現実はどうだったんだろう?男女入り乱れれば忌まわしい事もあったろう。教護院の生活を描写したような貴重な大作である。また…

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面白かった。みんなで一つのことをする幸せと退屈さ。
声によって情報が伝達されたり、先生も生徒もセリフを反芻したり、面白いなと思ってたら、川で回収するのえぐい
顔だけで抜いて次顔のアップっていうのもい…

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非行児童の救護施設院長の手記が原作。様々な性癖を抱えた子供たちが屋外で伸び伸びと動き回る姿は、清水ワールド。水路工事で、達成感の歓びを知る子供たち。

塔.鐘,寮生,掃除,暗唱,畑仕事,木工仕事,服作り.作業服.スーツ,身体測定機械,夜遊び少女入所,民子,12人同居,授業,ゼンちゃん上がり込み白米無断食い,噛みつき,1日の反省,靴探し,蜘蛛,裏山寝…

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小津、溝口が天才と呼んだ清水宏監督の代表作のひとつ。大阪の児童救護施設「修徳学院」熊野隆治院長の手記を映画化した社会派子供映画。“みかへりの塔”とは修徳学院のシンボルである高い鐘塔。全編を実際の修徳…

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普通なら寄って撮りそうな場面を遠くから撮ってるのが印象的だった。喧嘩のところとか

親が訪ねてきたときや誰かが脱走したときの伝達シーンが好き
村田
4.0
🎞問題児童を収容する更生施設での群像劇
👍未知で異様な映画話法に動揺を隠せない
👎そこはかとない全体主義をどう捉えるか
全員総力あげて用水路を造るところは、
どこぞの全体主義国の映画を見るようだった。
名ショット連発です
とりわけ水路を走り回っていく子供達が最高

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