210610
戦争の後を描いた映画。
今でこそ戦争の恐ろしさやその後のPTSDなどを描く映画は沢山あるが、当時この映画はどの様に受け取られたのだろう?
言葉がなかった時代、
あんな目をして、酒を飲…
大坂志郎が主役だったはずだが、途中からなんだか亡霊じみてきて、佐野浅夫の語りによって余計に怪談噺に変貌していく。
ひとり生き残り、国に人生を奪われた男の苦悩。
東宝の『変身人間シリーズ』、特に『透…
居酒屋の片隅で男がひどく酔いつぶれている。硫黄島で生き残り、終戦を知らないまま何年も洞窟に潜んでいたという元日本兵の男。なにより本人もつらいし、店の人も彼をどう扱っていいかわからない。映画が始まるや…
>>続きを読む第37回(1957)芥川賞受賞作品である菊村到の同名小説を、後に日本シナリオ作家協会の理事長になる八住利雄が脚色、ルビーの指環の寺尾聰の父である宇野重吉が監督と、こっそり出演もしている。
硫黄島で…
スカパーにて。予想外な内容だったが凄い面白かった。
太平洋戦争での硫黄島をテーマにしているが、戦後に生還した兵士の葛藤が描かれた話。
飲み屋で酔い潰れた男の話を聞くことになった新聞記者。硫黄島に残…
戦時中の硫黄島から生還した日本兵である片桐の精神的な苦悩を、彼を知る人たちの証言によって浮かび上がらせていく、菊村到の同名小説を原作とする、宇野重吉が監督として製作した戦争映画。全体的に地味ではある…
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