稽古中に、疲れが溜まったのか、うつらうつらと、しかし、一瞬で目を覚まし、役者の芝居を逃さないようにと眼光を光らせ、
かと思いきや、またうつらうつらしと、延々とその居眠りと覚醒を繰り返すオリザ氏の姿に…
演劇とは、コストも時間もかかる超アナログな芸術である。逃れがたく経済が付き纏う。青年団の事務所には『三文オペラ』の文句が掛けられている。「まず食うこと それから道徳」。しかし、不況と財政難で公的な芸…
>>続きを読む平田オリザの演劇は、教育や地方創生の舞台、そして世界中へ。
給料について後ろ向きな話のシーンで劇団員が黙り込んだ様子から、演劇の経済的な厳しさがひしひしと伝わった。金がないと作れないし、役者にも金…
1に比べると、2のほうがマクロ的な活動に焦点をあてて、平田オリザ氏を通した日本の演劇の世界が描かれている。
冒頭から前原誠司が現れたり、幾分不穏な空気が漂っているが、要は日本における助成制度(想田さ…
上映後のトークで岩井秀人が「まじでサティアンだよねー」って言っていた。
想田和弘の映画をはじめてみたけど、平田オリザが中学で講義しているあたりでむちゃくちゃ普通にエモい静物ショット撮ってたり、フラ…
「演劇1」が社会の中でどうやって生存しているかがわかることになる。演劇を生業としているとはいえすごい。さも当然とここまでやるか。平田オリザの言葉ひとつひとつに覚悟を感じられて、だからこそラストのその…
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