怠け足ってなんだろうね。若い女性に転んでしまうクリスがとてつもなく滑稽なのだけど、笑えません。後半の怒涛の展開にその結末、転落というにはあまりにも典型的なのだけど釘付けだよ。フリッツ・ラングにおける…
>>続きを読む何故か自分にチャンスがあるように感じて勘違いしてパパ活やガルバ、キャバにハマって破滅に陥る人間を描いているようで、何十年も前から人間の本質は現代と変わらないなぁなんて見ながら思っていたら、それだけ…
>>続きを読む中年男性の悲喜歓喜を見事に描いてまして。
主人公は、モテ期?そんなもん生まれてこのかた一度も来てません!ってな男性
分相応に生きよう…と思ってたのに、やっぱ人間、どっかで夢見ちゃう。
「俺にもワン…
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「"彼は好人間 それだけは確か"」
濱口竜介「他なる映画と」に出てきたので鑑賞。
濱口竜介による解説を読んでからの鑑賞になったので、なにが起こるかはおおよそ検討がつきながらみていたけれど、それでも…
真面目一筋にやってきた中年男。結婚にも失敗し、偶然正義感から助けた、と思った娼婦とヒモの男にカモにされ…ありがちな話だが、そこは巨匠フリッツラング監督。良くも悪くも一定スッキリした後にすんなりとは。…
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前半は、日本ドラマでも端折られるくらいどうでもいい男女の駆け引きが続いて、こんな作品がなぜこんな評価高いのかと不思議だったが後半からラストにかけて怒涛の展開がある。伏線が細かく張り巡らされて面白い!…
>>続きを読む役者はほぼ『飾窓の女』。
主人公の妻とジョニーがずっとカス。ヤクザは出てこない。おじさんが弄ばれるのはしんどい。
壊れたレコードが「愛して」という歌詞を繰り返すくだりを2回もやるのってそれが登場人物…
初フリッツラング作品。
評価少し低めなのですが、これは自分の感性の問題で、善良な人間が悪に染まってしまったら過程はどうあれそれは悪というのが苦手であるという点ですね。
人物の魅せ方(本当に生き…
真面目な銀行員の哀れ悲しい運命のサスペンス。
これは日本が原爆や敗戦でズタズタにされた1945年7月から10月にかけて撮影されたらしく、そんな頃に映画製作ができたなんて今更ながらアメリカの国力の違…