華麗なるヒモ生活のスローガンは、
働くやつは罰当たり!
クズはクズらしくクズに徹していればよいものを、純真無垢なる処女(おとめ)に恋してうっかり真人間になろうとか血迷ったのが運の尽き。クズがそうそ…
多分、2000年の没後25年の特集上映の際、観たかもって思っていたが覚えていなかったので、今回の映画祭で鑑賞。
上映後の野村雅夫氏のトークイベントの解説を聞いて見方が分かった気がした。
パゾリーニが…
ムダに美形なプラプラ青年が大勢出てくる。
1960年ローマオリンピックに沸くローマの周縁には本作に出てくる貧しい地区がありパゾリーニの興味はそこに向かっていたということなど野村雅夫さんの解説がめっち…
イタリア映画祭2022にて
ピエロ・パオロ・パゾリーニの監督デビュー作
徹底的にヒモ男なアッカトーネの清々しいほど他責思考な誇るべきヒモ生活を見せていく
見たら憤慨する人が出てきてもおかしくなさ…
Work kills people.
Either the world kills me or I kill it.
ネオリアリズム。ポスト第二次世界大戦。貧しいイタリア。非人道的だと思ってしま…
ヒモ男が転落末期へと至る、救済御免のパゾリーニ初監督作。貧民窟(borgata)描写に各所で掛かるマタイ受難曲の屹立。
素人演技の横溢や、風紀紊乱の迫真場面と白昼夢カットのブツ切り接続など、素か狙…
60年代前半、ゴダールが「勝手にしやがれ」を、ブニュエルが「皆殺しの天使」を、小津が「秋刀魚の味」を撮っている頃、パゾリーニはイタリアの街に出て、底辺の社会を彷徨く若者たちを撮る。
戦後の都市開発…