精神科医が精神病になって発狂してた。
次々と明らかになる過去のトラウマ。
発狂の理由にあまり共感できないというか、大袈裟だなぁと感じた。
それよりも死を身近に感じて病む老人の方が気持ちを寄り添えるこ…
死を待つのは耐え難いからずっと何かに集中していればいい。トラウマは時間をかけて癒えるどころか時間が経つにつれ彼女の中に固くこびりついて離れなくなる。睡眠薬ODをして壁の柄をなぞる、怖い現実から離れよ…
>>続きを読むイングマール・ベルイマン『鏡の中の女』(1975)
愛は死をも包み込むー
そこにあるものを、あるとする。
痛みを、痛いと思う。
離れていくこと、別れていくこと、それを受け入れて、じっと動かない…
自分の中にあるグロテスクな感情が、グロテスクなまま表現される。その毒性をポジティヴに捉えることは絶対にしない。自分の中に確かに存在する邪悪で不純な気持ちに向き合う「鏡」、原題のFace to Fac…
>>続きを読む孤独と死への恐怖を胸をえぐるように描く作品
「誰かの出会によって実在できますように。」
私の声は他人には理解できず恐怖に陥ることもあるかもしれない。
叫び続け生きていれば、誰かとつながれるかもしれな…
ちょうど精神分析でクライン派の本を読み漁っていたので、逆転移ものの映画をベルイマンがやっていたとは!と鑑賞。母親の佇まいが心霊映像の背景のそれなのが怖いけどちょっと滑稽。
性加害を受けそうになったこ…