【1975年キネマ旬報日本映画ベストテン 第8位】
『仁義なき戦い』深作欣二監督の実録ヤクザ映画。渡哲也の初東映作品で、キネマ旬報ベストテンでは第8位に選出された。
深作ならではのリアリティ溢れる…
戦後まもなく上京し、河田組の盃を受けた石川力夫は、血気に逸った結果、数々の問題を起こし破門され、関東所払いとなる。ところが1年後、石川は肺結核に麻薬中毒となり、東京に舞い戻る。兄弟分の今井は面倒を…
>>続きを読む実在したヤクザ映画史上でも最低な男。
裏切りに裏切りまくる・・・
でもなぜか憎めないのは渡哲也だから?
そのイケメンっぷりからソフトな内容化と思いきや
かなりハードなヤクザ物だった。
とにかくハ…
動乱の戦後ヤクザ、その伝説的な漢の生きざまを描く。深作なのでバイオレンスもりもり、ケンカシーンが楽しい。
親分を切り、兄弟も切った漢は死に近づいていくが何故か死ねない、哀愁漂う渡哲也が渋い!
そして…
石川力夫をモデルにした沖田勇菅原文太「人斬り与太」の痛快さに比べて、実録とはいえ実在の石川力夫渡哲也は、薬中💉になり、自暴自棄の何と下向きなヒーローかと不快😤になった。これじゃぁ、石破茂か?また、強…
>>続きを読む久しぶりに見返した。こっちの主人公は不貞腐れた中学生がそのまま大人になったような振る舞いでまだ全然可愛げがあって、話の通じなさと動物的な行動原理で破滅に向かう厄ネタ度合の突き抜け方はリメイク版に数段…
>>続きを読む親分を殺し、兄弟分を手にかけることになる若いヤクザ者の物語。『仁義なき戦い』シリーズ終幕後に撮られた、戦後の動乱期を生きた裏社会の男たちのリアル…!てな感じの実録映画。静から動へ、実録の体を取ってい…
>>続きを読む