第26回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞。
ルイス・ブニュエル監督作。
砂漠の真ん中にある柱の上にひたすら立ち続ける苦行をしている修行者・シモンを待ち受ける運命を描いたドラマ。
ルイス・ブニュエ…
砂漠のシモンというより柱のシモン。こんな修行者が本当に実在したのか、6年もあの柱の上に、と常人には理解不能なチャレンジをし神に近づいているからか奇跡を連発しまくるシュールな映画。当の聖職者たちはあり…
>>続きを読むルイス・ブニュエル監督作品。
砂漠にそびえ立つ柱の上で神に祈り続けるシモンは、より高い柱に移り神に祈り続けるが・・・という話。
ブニュエルいつも通りの宗教への皮肉が混じった作品。より高い柱に移るタ…
このレビューはネタバレを含みます
【何とも忙しない神様なのだ!?】
凄く面白いのに未完で終わったのが悲しい。ルイス・ブニュエル監督による元祖『バック・トゥ・ザ・フューチャー』というべき小品佳作。
だだっ広い砂漠の中、柱の上でレタ…
理屈が通じない不思議な感覚の宗教映画。
「宗教映画」と言い切ってしまうと各方面から苦情がきそうな気がする皮肉まじりの尖っぷり。
映像やストーリーやら、フェリーニに通じるところもあるんだけど、
圧倒…
鬼才ルイス・ブニュエル監督が、かつて実在した柱頭行者シメオンの伝承を映画化。製作資金の枯渇により当初の構想から変更を余儀なくされたメキシコ時代最後の異色中編。
宗教的要素が強い作品。神が何故禁欲を…