ありきたりの映画に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ありきたりの映画』に投稿された感想・評価

3.2

学生たちが政治について語り合うお話

ジガ・ヴェルトフ集団第一作目。噂には聞いてたけど本当に語り合うだけでウケた。説話的な映画形式を徹底的に排除した先に辿り着いたものの一つというか、ストローブ=ユイ…

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クリスマルケルが映したものは農村の緑と昭和の肉体
三里塚の夏とは違う
折れそうな腕と枯れた色の混じった野原
4.0
 半分聞き流してぼーっと映像の編集を見ているだけでも楽しい。確かにこの映画は字幕を消した方がいい。フランス語ネイティブだとより素晴しく感じるのかもしれない。
3.5

【個とイデオロギー】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=NOnbbEe5wD4

ジガ・ヴェルトル集団時代のゴダールを追っている。今回は『ありきたりの映画』を…

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土屈
3.3

この映画に限らないが、ゴダールの映画はそのなかで映像と音、そしてテクストの縦横無尽に飛び交うところに魅力があると思う。しかしフランス語を解さない日本人にとっては、音-声は平板な字幕として、そして確実…

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たま
3.5
顔も見えない草むら政治談義を聞くのに、字幕追っていくので精一杯だったけど、解説で「字幕を消して揺れる草木や髪を見つめてほしい」的なこと書いてあった
3.7

『ありきたりの映画(un film comme les autres)』(1968)
- 全体として、フィクションとドキュメンタリーの境界を作品として体現している感じがした。
- きわめてシンプルな…

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午後
3.4

草の上で交わされる労働者と学生の対話。顔や名前を持たない無数の声が、デモ行進やストライキの映像のモンタージュの上に被さっていく。誰が発話しているのかさえ明瞭ではない。後半にいくにつれて彼らの顔や立場…

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3.6

だって「5月」だから。
いわゆるいつもの映画鑑賞、の心地とかけ離れすぎて『ゴダールを観てる』強烈さは拭えない。ナンテールの学生たちとストの活発な映像に、アイロニックなほど平和的な野原で話し合う若者た…

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中庭
3.3

ジガ・ヴェルトフ集団名義の作品の中でも上映時間長め。政治運動のフッテージに由来する音声はほとんど流れることなく消失し、顔面を失ったメインの男女たちの代替として見ればいいのか、闘争者たちの表情はいきい…

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