【そこは天国?誰も見た事が無い場所へ】
ハネケ監督の長編デビュー作。
この作品の時点でもう既に彼の世界観は出来上がっちゃってます。
1度観たらあのじとーっとした違和感、不快感が心にへばりついて取れま…
めっちゃブレッソン!(何度言うんだ…笑)
でも!すごく新しい表現を切り拓いてる!
最初の作品にして最も何にも似てない新しさを持ってる気がする。というのは、これがハネケ作品の中でも一番謎が謎のまま…
素晴らしかった。
ニュースや取材記録を見て「知る」ことよりも、彼らのことをずっとよく眼差すことができた気がした。
背景を「知った」瞬間に、彼らの命は僕らの中で"情報"になる。
この作品は、その情報化…
ミヒャエル・ハネケの監督デビュー作。
ただただ、淡々と映される日常描写。
それはラストに訪れる悲劇への少しずつ、でも確かな道のり。
ちょっとアケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン』も思い出しました。…
実家から夜帰ってきて娘がシリアル食べた後、寝る支度してって言ってるシーンとか何か怖かった。その後はまた豪華な食卓だったり、何かが歪んでいる。普通の日常からごく自然に壊れていく表現が凄い。
監督のイ…