オーストラリア大陸ではなく第七の大陸(セブンス・コンチネント)へ
先進国の方が幸福度が低く自殺率が高いという研究結果があるように豊かさと幸せは比例するものではなくむしろ反比例に近いのかも
生より死…
何も起こらない、退屈な日々が、何もドラマがないまま終わる。何も起こらないことを予期できず見続けてしまうことに驚く。
退屈な日々は、なんの違和感もないまま消え去りうることを証明した作品。
キャラクタ…
めっちゃブレッソン!(何度言うんだ…笑)
でも!すごく新しい表現を切り拓いてる!
最初の作品にして最も何にも似てない新しさを持ってる気がする。というのは、これがハネケ作品の中でも一番謎が謎のまま…
素晴らしかった。
ニュースや取材記録を見て「知る」ことよりも、彼らのことをずっとよく眼差すことができた気がした。
背景を「知った」瞬間に、彼らの命は僕らの中で"情報"になる。
この作品は、その情報化…
ミヒャエル・ハネケの監督デビュー作。
ただただ、淡々と映される日常描写。
それはラストに訪れる悲劇への少しずつ、でも確かな道のり。
ちょっとアケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン』も思い出しました。…
実家から夜帰ってきて娘がシリアル食べた後、寝る支度してって言ってるシーンとか何か怖かった。その後はまた豪華な食卓だったり、何かが歪んでいる。普通の日常からごく自然に壊れていく表現が凄い。
監督のイ…