面白い面白くないのエンターテイメントで評価するものではない。
森達也や想田和弘の言を借りれば、ドギュメンタリーに事実はなく、必ずある視点が存在し、演出もある。
その上で、このドキュメンタリー映画は裁…
映画の影響でナチスや全体主義のお勉強にちょっと興味があって見てみた。自分が楽しんでいる映画とは同列におきがたかったので点数はなし。
以下本作で印象的だったこと。
本作はアイヒマンの裁判の記録映像…
ユダヤ人収容所でナチスの官僚であり、「死の斡旋人」と呼ばれていたアドルフ・アイヒマンの裁判映像が主のドキュメンタリー作。淡々とアイヒマン自ら語られる面もあるが、映画的な演出も加えられている内容。ナチ…
>>続きを読むアドルフ・アイヒマンの実録裁判映像。
ナチに関する作品や、アイヒマン裁判に関する作品は多く世に出ていますが、アイヒマン本人が映され、アイヒマン本人の言葉で語られる内容、そして証言者の生の声で聞く悲惨…
1.5倍速でみたけど、ちょうどいいくらいだった。実際の裁判映像を寄せ集めたドキュメンタリー?映画。
アイヒマンが自分の仕事に誇りをもっているようすが印象的だった。それに組織体系がはっきりしてて、や…
第七藝術劇場にて鑑賞
ただの記録映画。ドキュメンタリー映画という体裁にしようとした形跡はありますが。アイヒマンに興味がないのに、次の映画までの時間潰しで鑑賞したんですが、そういう気持ちで臨んではいけ…
十年以上前に「アイヒマン・氷の証言」と題された(確か)アイヒマン裁判の映像映画を観たことがあるのですが、その時の戦慄したショックと変わらず、やはり凍り付かずにいられませんでした…。
役人然とし、た…
アイヒマン裁判の撮影記録だけに絞り、解説もコメントも何もない作品です。
アイヒマンとエルサレムとのやり取りがバイアス掛けられず観れるのは大変興味深く、内容の濃さに圧倒されました。
アイヒマンとエル…
「自分は命じられた職務を忠実に遂行しただけ、その結果について責任は負えない」と一貫して主張するアイヒマン。
職務を遂行することの先に犯罪や戦争への加担があるとしたら、踏みとどまる線引きをどの時点です…
アイヒマンは自身を悪と思っていない人物だと分かる。本当に罪の意識がない人はあのような態度を取るんだ、という実験を俯瞰的に見ているような映画。胸くそ悪いという声もあるだろうけど、歴史上あれほどの大罪を…
>>続きを読む©moment-films.Ltd