おとし穴の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『おとし穴』に投稿された感想・評価

moto
3.9
音がミニマルでよかった
まさに死人に口なしで、だけど副音声的に物語に関わってくるような感じは面白かった
tennya
3.3
白いスーツを着た男の人がゆっくりと追いかけてくるシーンの緊張感がすごい
やはり幽霊やらバケモノやらそんなものより人間が1番怖い

安部公房 原案、脚本
勅使河原宏 監督作品


2人の炭鉱夫A(井川比佐志)B(大宮貫一)はAの幼い息子(ロケ地の子供)を連れて、きついヤマから逃げ百姓を騙して飯にありつきながら一軒の労働下宿(…

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シニカルに陥らず野暮ったくもない。諧謔性と絵面のバランス。ATG。おもしろい!

原題『おとし穴』(1962)

監督 : 勅使河原宏
脚本 : 安部公房
撮影 : 瀬川浩
編集 : 守随房子
音楽 : 一柳慧、高橋悠治、武満徹
出演 : 井川比佐志、田中邦衛、佐藤慶、金内喜久夫…

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「おとし穴」は、安倍公房の原作・脚本の1960年のTVドラマ「煉獄」を、1962年に映画化したもの。予告編は、本編に含まれていないシーンもあるので貴重だが、田中邦衛が演ずる殺し屋Xの本編未収録の殺人…

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勅使河原プロ第1回作品。勅使河原宏の長編第1作。北九州の炭鉱で起きた殺人事件。二つの組合が対立する労働争議。安部公房原作脚本のシュールな作品。
Aix
3.6

勅使河原宏×安部公房による初めての作品。殺された炭鉱夫が幽霊になる話。

勅使河原宏と安部公房のコラボレーションらしい内容だったけど、砂の女や他人の顔と比較するとインパクトに欠ける作品でした。今作が…

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失踪三部作の一つ前、安部公房と勅使河原宏の初めタッグを組んだ映画。全く知らなかった作品だが、傑作を発見した感あり。幽霊が出て来たりと時にユーモラスなところもあるのだが、バッドエンディングの後味の悪さ…

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koki
-

2度目
また観ると思う
中毒性がある

女が畳に横向きになって天井を睨むような正面カットのあとに逆側から大きな尻を捉えるカットを繋げるあたりも好きだし(観ている時は瞬間的にエロを感じたがその部分だけ…

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