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『限りなき舗道』に投稿された感想・評価

Taul
3.0
『限りなき舗道』(1934)サイレント。成瀬巳喜男監督作品でモダンな感じで素早いカット割りなど技巧も面白い。ただ有名な松竹側の「小津は二人いらない」ということで、これが成瀬の松竹蒲田最後の作品に。
3.4
銀座/ホットケーキ/電話機(あんな形の初めて見た)/『白い肉体』(映画館で見ている映画?)

元の居場所に戻る。(1つのすれ違いを除いて)
寝落ちしてしまい残念。
いきいきとした銀座の街描写にタチの『プレイタイム』なんか思い出した。ということくらいしか覚えておらず。
アノ
3.7
開始の素早いカット割りに驚く。

瀕死の夫を尻目に姑たちに啖呵を切って出ていく、という見事な突き放し方には痺れた。
病室での人物の配置も完璧。
サイレント時代の成瀬ではこれが一番好きです。
ENDO
4.0

結婚と仕事で人生最大のピークを迎えたかと思った矢先の事故。彼は実家に帰り、友人に出し抜かれる形でスカウトの話は霧散してしまう。2つの選択肢がありながら同時に失ったのだ。事故が縁となり良家の子息・山内…

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「何とも思ってません」が常套句のうつむき美人、忍節子が耐えて忍んだ末にグッと目を見据えるとまるで劇伴が聞こえてくるよう。銀座の雑踏からはじまって雑踏で終わる人間交差点の妙を強烈に印象づける最後のバス…

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当時松竹の監督陣が誰も撮りたがらず、「これを撮ったら自由に撮らしてやる」と謂れて末席監督だった成瀬が半ば無理に引き受けたという映画らしいのだが、なかなかどうして、見所の多いサイレント映画だった。冒頭…

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3.5
序盤のめくるめく映像のモダニズムから舗道と書いてデスロードと読ませるような終盤の復讐劇まで見どころいろいろでよかった。日守新一が効いている。
サイレント。
ピアノ演奏付き。

戦前の映画なのに、出てくる人たちが今の人と違和感ないキャラ揃いで、時代が変わっても、人は簡単に変わらないんだなぁと実感。

無声映画を初めて映画館で観れたので満足。まあまあ面白かった。銀座の舗道の移動ショットがよかった。いわゆる身分違いの恋愛で、結婚しても姑と義姉にいびられまくって家を出る。その間やけになった夫が事故を起…

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