このレビューはネタバレを含みます
評価の高い長編無声映画ということで
「映画通じゃないと理解できないだろう」と身構えていたが、
非常におもしろかった
100年以上前の作品なのに初心者でも楽しめたことに衝撃を受けた
ビジュアルがとに…
モノクロサイレント映画で抽象的な描写は多いが、名作と評価される所以は確かにある。
第一次世界大戦後に作られた本作、その戦死者の数を上回る死者を出した黒死病とスペインかぜ。
日本でいう鬼の成り立ちよ…
とにかくノスフェラトゥの造形が良すぎる。その後の特殊メイクも発達したはずのリメイク版ノスフェラトゥが1人もこの元祖を超えてない。役者ではなく本物だったんじゃないかという噂がたったのも納得の迫真性。
…
ストーリーは象徴的とはいえやや単調、着目はがぜん映像表現に移る。単純な光と影…みたいな対立でもない、白と黒のあいだにたくさんの色彩(表現)がある気がする。まあ、結局モノクロでしかないけど… 極端な白…
>>続きを読む破格の不動産契約を取り付けるため地元で恐れられる古城を訪れた主人公は城主である吸血鬼に監禁され、虫の知らせで夫の危機を察知した妻までもが狙われることに。客人のもてなしから力仕事まで一手に引き受ける伯…
>>続きを読む100年以上前に作られた元祖ノスフェラトゥ
先日観たロバート・エガース版はこのリメイクだと聞いてさっそく見てみたが、
ほぼストーリーは同じようだがやはり2025版のほうが詳細。2025年版はこちら…
このレビューはネタバレを含みます
時計の音や扉が勝手に開くみたいな変わらない怪奇表現に親近感が湧く。昔の映像も相まって、オルロックの不気味さが良かった
100年前でどうやって船に近づく映像撮ったか気になる
2回目の手紙が最初と違…