このレビューはネタバレを含みます
暗い。ただひたすらに暗い(´д`|||)ドヨーン...
1920年代。
ダブリンのパーネル通りで演説をする共和軍派に向けて、自由国軍派の銃声が鳴り響く。
そんなアイルランド内乱の最中、ボイル家を…
アイルランドの戯曲のヒッチコック版。ジュノーの夫は酒飲みで無職、妊娠中の娘の婚約者の弁護士から、遺産が転がり込んでくる話を受け散財するが、弁護士が金を国外に持ち逃げ、家のものを全て失い、アイルランド…
>>続きを読む冒頭はアイルランドはダブリンの街。
演説をしている男に、突然誰かが機関銃を撃ちまくる・・。
そこからは仕事もせず金もないくせに呑んだくれているろくでなし親父の生活の話です。
祖国のために右腕を失くし…
ろくに働きもしない呑んだくれ亭主と妻ジュノー。ある日、いとこが残した莫大な遺産を相続することになり…。
あらすじはサスペンスになりそうで興味をそそられるのだけれど、本題に入るまでダラダラと堕落した…
いや確かにセリフ多いし単なる雇い仕事してるヒッチコック作品のひとつなのだが、狂人へと近づくカメラはヒッチコックタッチでしかない。意外にも被写界深度を変えて長回しに挑んだり、出入りを丹念に映すなどどう…
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「完成された戯曲を映画用脚本に書き直すというのが一番難しい」とは脚本家の神波史男の言だったと思うが、この作品もそのくちかも。いかにも舞台劇の映画化という感じで、喋りすぎ。トーキー初期にはこういう企画…
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