このレビューはネタバレを含みます
もうすぐ夜明けだ、秒針。白と黒の間、朝と夜の間にある狼の時刻で二人は夢と現の間に溶け込み、そこに現れる人と獣の間の姿をした古城の住人たちに出会う。そこで彼らが客人のため催した人形劇の舞台の幕には男根…
>>続きを読む空いた口が塞がらないとは正にこのこと。
語るアルマの顔がフェードアウトしていくのを見る。映画が僕を閉じ込めた。秒針の音に耳がそばだち、右手が小刻みに震えていた。あんなにも妖しく攻撃的な森の映像は、僕…
孤島で暮らすスランプ気味の画家である夫の失踪をその妻が回顧する、という話の枠組みはあるものの、内容の方にはベルイマンの作家としてのかなりパーソナルなものが投影されているという印象。
スランプ気味の芸…
北海の小さな島で暮らすことになった画家のユーハンと妻のアルマ。彼らの生活は、ユーハンが妻の絵を描くといった仲睦まじいものであった。しかし長くは続かない。妻のもとには謎の老女がやってきて、夫の本心が隠…
>>続きを読むスゴいものを見た!という感想。半世紀以上も昔の白黒映画だと言うのに、まあーどのシーン、どのカットも絵的に緻密に作られていてインパクト大、カメラワークも凝っていて、その効果たるや絶大、とにかく怖い作品…
>>続きを読むこの世にこんな映画があって僕はすごく幸せ…楽しい、贅沢、セラピー受けてるみたいに満たされる
絵を描くみたいに自由な白黒の扱われ方がかっこよくて大好き。岩場の釣りのシーンのコントラスト強すぎる画とか…
これも顔に対する尋常ではない執着が御多分に洩れず顕在している。顔と精神不安とをベルイマンは中期以降描きがちで、今回は自画像や肖像を描く画家に連関して、顔を剥がれることへの恐怖が顔で見事に表される
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