このレビューはネタバレを含みます
前半ディザスター映画、後半メロドラマ。何がしたかったんかい、監督さん!
一見、男らしいのですが、女心の様にふらふら揺れるアンドレの描き方も酷いし、私にはよく判りませんでした。
以下はネタバレ、物…
嵐の海の表現が凄い。揺れる船内になだれ込むように初めてフレームインするミシェル・モルガンが鮮烈。
寄せる波を背にして海から遠ざかるギャバンとモルガンの2人のシークエンスの静けさが、荒波を生きるギャバ…
これはつまらないなぁ。
前半の嵐と船のシーンも、正直どうでもいい。見せ場なのだろうが、なくてよくないか?
良き妻がいる曳き船の船長を誘惑したカトリーヌも、ただ愛されたかっただけと解釈していいのかしら…
「霧の波止場」(1938)のジャン・ギャバン&ミシェル・モルガンが再び共演。監督はヌーヴェルヴァーグ勢から大きな支持を集めた古典フランス映画のジャン・グレミヨン。脚本は「天井桟敷の人々」の天才ジャッ…
>>続きを読む序盤はよく見るような結婚式シーンから始まり、ああ、そういう感じのおフランスなドラマね、って思ってる と海洋スペクタル冒険劇(てかそんだけ船に水ぶっかかってたらさすがに全員死ぬだろって感じの景気のいい…
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