演出も表現も説明も、徹底的に削ぎ落とした映画。
華美な画面と、優秀な演者と、丁寧な説明と、派手な音楽…そういった"良い映画"にあたる要素はない。
観てる間もだいたい退屈である。だが何故か良い作品を観…
幸せな死へ向かう。
何事にも懐疑的でいる青年シャルルが何故死に至ったのかを描く。
かなりの虚無映画。キャラクターの多い群像劇はブレッソンの作風にハマってない気がした。政治、大気汚染、麻薬中毒の友…
"たぶん悪魔の実が"
シャルルは恐らく
ウツウツの実の能力者だ!
ロベール・ブレッソンに有って
濱口竜介に決定的に欠けているもの
それは新人若手俳優の審美眼なのでは?
もし仮にそうであるならば…
個人的にベストタイトルの一つ。
ジャケットから勝手に主人公は女の人かと思ってたけど美男子だった。
若い時特有のうっ憤と屈折、真っすぐさ、不条理な社会とのやりようのなさを久ぶりに感じた映画だった。
カ…
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