最もシンプルな意味において、これまで全く見たことのない映画だと思った。一言で表すとしたら「響き」の映画。言葉一つ取ってみても、過剰そうに見える意味より、音の響きや配置を優先しているように感じられる。…
>>続きを読む本作でもブレッソンの、装飾と登場人物の感情を一切排し、事象をただひたすら冷静に見つめる表現が、終始堪能できた。ただあまりにも贅肉を取り除いたショットで描かれるため、正直な所何度かうとうとしてしまった…
>>続きを読む歩くという日常動作の前で人間は自覚的になることはない
それでもその積み重ねは足の裏という普段目を向けない部分に痕跡として確かに残る
交換可能なものに溢れる世の中で、擦り減っていくものや代償となって…
なんで環境破壊の映像もあんなに美しいねん、確実に運動を見せる中立な態度だからだろうなたぶん、まああと本当に醜いものは映してない
悪は存在しない(2023)作る時、濱口竜介は、この映画を参照してたか…
動物はおろか植物すら生き難いこの世は地獄、環境に敏感に反応する若さはあっという間に消費され、あるいは殺されていく。2千年経っても未だ幼年期を彷徨う人類を笑うものは?「たぶん悪魔が」。手元より足元を写…
>>続きを読むたぶん悪魔は人々の無関心。
ドストエフスキー的とも言われる、苦悩する若者の魂を描く本作は、タイトルからして「悪霊」を参照していそうではあるし、主人公シャルルの人物描写もスタヴローギンを思わせるニヒ…
愛を知らぬ。しかし愛に正解はない。正解のないならば自身の納得のいく答えこそが正解となりうるのか。それとも解など必要ないのであろうか。死は生に煌めきを与える。それは別れが出会いに彩りをもたらすように。…
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