たぶん悪魔がに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『たぶん悪魔が』に投稿された感想・評価

葛木
5.0
美しい。大好きな映画。うっとりしてしまう映像美。死の描き方、構図、色彩、音楽。絶対に観た方が良い。

 難解なテーマなんてどうでもいいと言うように躊躇いのない発砲で終わる情の無さ。ニコラ・ドゥギーが喫茶店内で銃を抜こうとするアップがこの映画の中で最も恐ろしいように、言語や思考よりも行動することが映画…

>>続きを読む
「来い!鼻セレブの時間だ!」の続きが観られる. もう少し精確に書くとアザラシが頭をかち割られている.
4.6

このレビューはネタバレを含みます

亜蘭先生からDVD借りた。

ラストのモーツァルト(だったよな)にヒェッてなった。何がテレヴィに映ってたんだろう。完璧な終わり方。 

「白夜」のときも思ったけれど、画面をジグザグ構図にして奥行き出…

>>続きを読む
4.8
彼が抱える虚無はどこから来るのだろうか。
彼は何を見て、何に絶望したのか。

どのショットも美しい。
Aoyoao
4.7

青年の死の記事から始まるロベール・ブレッソン監督の哲学が1つの到達点を迎えた実験作。
社会を悟ってしまったような青年の空洞、彼を愛する女性、友人の言葉は全く噛み合わない。目に見えるすべてのものを嘲笑…

>>続きを読む
ネ活
4.1

このレビューはネタバレを含みます

まず、タイトルが良い
そして拳銃を盗んだ後の川沿いのカットが美しい
革命がどうだの消費社会を非難だのそういう時代の方が思想はどうあれど人らしさがある
アントワーヌ・モニエの女性らしい顔立ち、余りにも…

>>続きを読む
あ...
5.0

静脈に針おっ立ててガンギマリストチャーチ。キマれば神も見えるだろうという皮肉。賽銭箱にガチガチに鍵かけてるのも貪欲でよかったです。

「たぶん悪魔が」と呟いてから事故のタイミングがあまりにも完璧でし…

>>続きを読む
sss
5.0

なにがシャルルを死なせたのか
「たぶん悪魔が」

死の直前、音楽に耳を寄せて立ち止まるシーンに生きるチャンスがある気がしたのは、安直すぎるのか。
川辺でシャルルが、弾丸を持つ手
その手を捉えたショッ…

>>続きを読む
4.6
進んでいけばいくほどにカメラの映すもの、社会はシャルルを完全に拒否している感覚がフレームを満たしていく。カメラワークも素晴らしい。

あなたにおすすめの記事