難解なテーマなんてどうでもいいと言うように躊躇いのない発砲で終わる情の無さ。ニコラ・ドゥギーが喫茶店内で銃を抜こうとするアップがこの映画の中で最も恐ろしいように、言語や思考よりも行動することが映画…
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亜蘭先生からDVD借りた。
ラストのモーツァルト(だったよな)にヒェッてなった。何がテレヴィに映ってたんだろう。完璧な終わり方。
「白夜」のときも思ったけれど、画面をジグザグ構図にして奥行き出…
青年の死の記事から始まるロベール・ブレッソン監督の哲学が1つの到達点を迎えた実験作。
社会を悟ってしまったような青年の空洞、彼を愛する女性、友人の言葉は全く噛み合わない。目に見えるすべてのものを嘲笑…
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まず、タイトルが良い
そして拳銃を盗んだ後の川沿いのカットが美しい
革命がどうだの消費社会を非難だのそういう時代の方が思想はどうあれど人らしさがある
アントワーヌ・モニエの女性らしい顔立ち、余りにも…
静脈に針おっ立ててガンギマリストチャーチ。キマれば神も見えるだろうという皮肉。賽銭箱にガチガチに鍵かけてるのも貪欲でよかったです。
「たぶん悪魔が」と呟いてから事故のタイミングがあまりにも完璧でし…
なにがシャルルを死なせたのか
「たぶん悪魔が」
死の直前、音楽に耳を寄せて立ち止まるシーンに生きるチャンスがある気がしたのは、安直すぎるのか。
川辺でシャルルが、弾丸を持つ手
その手を捉えたショッ…
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