重心の傾き
ドキュメンタリー映像を差し込み、赤ちゃんアザラシへの加害や水俣病患者、大規模農業による有害な農薬の散布などの環境問題を語らしめ、1968年以降の左翼運動や現代のキリスト教へシニカルな視…
亜蘭先生からDVD借りた。
ラストのモーツァルト(だったよな)にヒェッてなった。何がテレヴィに映ってたんだろう。完璧な終わり方。
「白夜」のときも思ったけれど、画面をジグザグ構図にして奥行き出…
まず、タイトルが良い
そして拳銃を盗んだ後の川沿いのカットが美しい
革命がどうだの消費社会を非難だのそういう時代の方が思想はどうあれど人らしさがある
アントワーヌ・モニエの女性らしい顔立ち、余りにも…
誰が悪魔だった?
理解するのが難しい
自殺願望はあるけれど
生きるのも嫌だし死ぬのも嫌
自分で決められないから人に託そう!
そんな決断をしてしまうシャルルが悪魔かな
1回じゃなく2回
止めを刺すと…
虚無に取り憑かれた1人の青年が教会の討議会や政治集会に行っても一向に晴れることはない。虚無の中遂に自殺への願望が高まり友人の手を借り命を断つ。
たぶん悪魔のせい。
「たぶん悪魔が」たぶん悪魔がな…
さすがのシネマトグラフ。逆に単調さが過度に演出されている気がするし、それが退屈を招いていたとも言える。
さて、シネマトグラフへの疑問はここまでにして作品の内容に触れていこう。
時代は1970年…
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