寝た。逆に寝てしまうくらい、美しい彼の中身は空っぽで何も無くて、生と死を扱う作品であるにも関わらずなんとも呆気なく淡白であった。←ただの言い訳
また観ます(笑)
…
凄くハイコンテクストな映画。もう1回観たい。色々な心理描写を細かい動作に示しててオシャレだった。シャルルは目が離せなくなるような魅力があって、友人とか恋人も、そんなシャルルだからずっと気にかけていた…
>>続きを読む重心の傾き
ドキュメンタリー映像を差し込み、赤ちゃんアザラシへの加害や水俣病患者、大規模農業による有害な農薬の散布などの環境問題を語らしめ、1968年以降の左翼運動や現代のキリスト教へシニカルな視…
誰かを待っていたりするシーンはあるけど、主人公が完全に一人で行動するシーンは、あまりなかった気がする。ラストに繋がるシーンや、ジャケ写のシーンなど、限られたシーンだけ。
そんなところから、繋がれて…
人物の動作がゆったりだなぁと思った。
銃を盗むシーンとか、普通あの感じで持ち去ったらカンカンに怒りながら追いかけるだろ!という場面でも、やけに静か。
ラストシーンですら静かでとても良かった。
…
不自然の自然さ
ぎこちなさや唐突さが生むMagic
空き瓶の倒れる音と笑い声
呼応していく音と動作
互い違いに、顔を上げても決して視線が交わらないように配置された教会の椅子
それらに座る学生たち…
© 1977 GAUMONT