事後の表現に声出た。
階段からやばい落ち方した絹代を突き放すように引いて見せるカメラ。そしてさらに階段を上らせる⁉︎ 救済もカタルシスも与えられはしない。
今見るとほんと理不尽なんだけど、だからこそ…
小津にしてはかなり直接的だし、暴力性も多分に帯びた世俗的なホラー作品であるかなと。
感情的なセリフは特異である。
にしても構図の取り方は段違い。全編が短い上、空のショットが特に多く、テンポ感がいい。…
▪︎劇中で忘れ難い
「アタシこの学校出たんだ」
「しかしその女は許せても妻君は許せないというのは、そりゃどういうんだい?」
という二つの台詞
▪︎全てを知った佐野周二が半ベソをかきながら田中…
観れるものなら全作観たい小津安二郎監督映画。年月かけてようやく今作が15作目。
めんどりって読めへんわ。違うもんと勘違いしてたからピンとこなかったけど、分かったらなんか作品を表してる観ある。そんな…
生誕120年没後60年フイルムでよみがえる白と黒の小津安二郎@神保町シアター
1948年作品
[出兵した夫はまだ戻らず。女手ひとつで内職や衣類を売ったりしてなんとか育児をしながら生活している時子…
戦後に起こる悲劇からの立ち直りを扱った作品。妻を突き落とした夫が、そのまま放置しているところが受けつけられなかった。いくら家父長制の時代だとしても、心情を描くのがうまく、フェミニスト的傾向がある小津…
>>続きを読む松竹株式会社