小津版ネアネオリズモ。
初見だったが、『長屋紳士録』観た時「小津らしい暖かな終戦だなあ」などど思ってたが、あれは老女と子供だったからで、若い夫婦を描いたこちらは相応にハードだったのね(勿論溝口ほどじ…
佐野周ニが主演してるので「父ありき」の後日談と思って観た。戦後3年の日本。想像した通りの貧しさ。病気の子供が無事回復、待ちに待った夫も無事復員。が、この幸せは一瞬で崩れ落ちる(でないと先が続かない)…
>>続きを読む旦那が自分勝手の正義押し付け男でびっくり。。この時代はこんなもんなのか。。?
小津映画の中では外のシーンが比較的多い?ような気がしてそれは新鮮だった。
当時を批判する意味も込めての映画だと思うが、…
「不貞=悪」と強く条件付けられた夫の概念の檻は、階段から落ちた愛する妻に近寄ることすら不可能なほどに彼を縛る。強いショックのため一時的に概念から自由になり和解したように見えるものの、「忘れよう」と決…
>>続きを読む戦争を真っ向から批判するのでは無く、所作や風景の中に忍び込ませた小津映画紀子3部作を確立する前の一作。
主人公28歳の時子(田中絹代)は戦争に行っている夫修一(佐野周二)が戻ってくるのを待って子供…
夫の復員を待つ妻が、病に伏せる幼い息子の病院代を作るため身をひさぐも、そのために夫婦がそれぞれ思い悩む。戦後混乱期の暗澹たる現実がのしかかる一編。
売春という題材もさることながら、北添佶摩もびっくり…
日本における女性の人権の低さを如実に示す小津安二郎監督の1948年作品で、男性の加害性をこれほど醜悪に描くのは小津作品でも珍しいように思う(「浮草」にもちょっと出てきたけど)。戦後間もない日本で貧し…
>>続きを読む松竹株式会社