風の中の牝鷄のネタバレレビュー・内容・結末

『風の中の牝鷄』に投稿されたネタバレ・内容・結末

◎NTR復員記者の隠れ売春宿探訪DVから赦しへ

4Kデジタル修復版(1948/2022年)による上映

*本作は、ネタバレなしには何も説明できないので、最初からネタバレ全開で記すことを承知いただき…

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1948年製作公開。脚本斎藤良輔、小津安二郎。監督小津安二郎。

題名からのんびりとした方の小津調のお話かと思っていた。小津安二郎がトレードマークの階段で仕掛けて物語を終わりにする。

終戦直後。戦…

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戦後、生死のわからない夫の帰りを待つ妻は小さな子どもを抱えその日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんな中子どもが病気になり一命は取り留めたものの高額な入院費を工面できず、身体を売るという苦渋の選択を…

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ついに観た。という思いです。
渋谷ル・シネマでの小津特集にて。

小津安二郎、生誕100年のシンポジウムで、日本の監督に聞く、という日があり、山根貞夫氏が司会で登壇した監督は、崔洋一、青山真治、是枝…

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小津安二郎8本目。
暴力とセックスが描かれているのが珍しかった。夫婦が重なる横で息子の姿の見えない布団と天井から降ってくる紙風船が映されたのは何を意味しているのか分からなかった。
貞操観念や男女のパ…

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「俺は忘れる。お前も忘れろ。」

うーん。
田中絹代の突き落とされシーンは特に驚いた。
こういうのも小津作品にあったんだと思うためには観て良かったと思う

笠智衆はこの頃から諭すのうまかったんだなぁ

建物の中から玄関を見る構図、狭い廊下、会話してる人の顔を交互にアップ、っていう小津安二郎っぽいな〜っていう画面がわかってきた。
笠智衆わかーい。声と喋り方が存在感ある。

どうにもできず体を売る妻と…

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葛藤とかやつれた顔へのフォーカスすごい印象に残る
階段から落ちるのスタントさんじゃなくないか?階段から転がっていったもの、紙風船の暗喩も綺麗

女が身体を売らなければ子を守れなかった戦後のリアルな社…

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『父ありき』に続く戦後発表の作品。
戦後直後のGHQ占領下において、失墜した日本人精神の高揚とGHQに対する批判の意を込めた政治色の強いものになっているとのこと。
GHQが恐れたハラキリ精神をこうい…

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高畑勲の「君が戦争を欲しないならば」(岩波ブックレット)で戦争体験が話されていたんだけど、空襲で生き別れになった家族と再会するときハグなんてしなかった、なんとなくウロウロにやにやして近づいてきていつ…

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