小津安二郎本人も認める失敗作らしい。戦後に流行した日本人の再起再興物語に乗っかりすぎて、小津安二郎にしては陳腐なメッセージに留まってるとのこと。
とはいえ皆言う通り、階段落ちのシーンは衝撃的。そ…
私は前もってネタバレのレビューも読む派なので読んでから「まったく!夫は女々しい!」と怒る予定だったのだが、見たら印象が違った。
家父長制が嫌だとか書いてる人もいたけど、それは表面だけ見て夫のことを…
観たらいけないものを観てしまったような気持ちになる。
このあとの他の映画はこういう場面を出さないようにしてるだけで、こういう要素は含まれているように思う。
黒沢清の本には最後の2つのショットが怖いと…
現代では受け入れられない関係性。
しかし、これがこの時代には当たり前だったという事実を知れる。
でも今でもこういう関係性の人達いるだろ。
戦争終わって3年しか経ってない。。。
夫婦の事だ…
母が子供のために身を売ろうとした時、
疲れ果て鏡の前で途方に暮れる様子が悲しい。
夫が帰ってきて
お金のことを問いただされた時の表情がいい。
階段から時子が落ちるシーンが凄まじかった。
全てを…
奥さんかわいそう。小津はこの手の作品は下手くそだと思う。どこに焦点あてて何にこだわって何を言わせて何を見せようとしてるのか。受け付けない。笠智衆だけが癒やし。
子供の病気になったこと、回復の心配や…
◎NTR復員記者の隠れ売春宿探訪DVから赦しへ
4Kデジタル修復版(1948/2022年)による上映
*本作は、ネタバレなしには何も説明できないので、最初からネタバレ全開で記すことを承知いただき…
1948年製作公開。脚本斎藤良輔、小津安二郎。監督小津安二郎。
題名からのんびりとした方の小津調のお話かと思っていた。小津安二郎がトレードマークの階段で仕掛けて物語を終わりにする。
終戦直後。戦…
戦後、生死のわからない夫の帰りを待つ妻は小さな子どもを抱えその日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんな中子どもが病気になり一命は取り留めたものの高額な入院費を工面できず、身体を売るという苦渋の選択を…
>>続きを読む松竹株式会社