上映当時の価値観なんだろうが、今の日本ではなかなか受け入れられない内容。階段落ちのシーンもそうだし、心身ともに見ていて非常に痛々しい。
最後の手のシーンは、赦しなのか誓いなのか懇願か。
小津メー…
☆私の小津遍歴は、あまり育ちが宜しくなく、浮草から始まって、長屋紳士録や宗方姉妹に惹かれて、紀子三部作をしっかり受け止めきれていない状態です。
☆当作、冒頭のガスタンク?とその手前の安普請のボロ家、…
階段、場面に合わせて上ると下りるの運動が使い分けられていて、缶の落下で匂わせたあとそれで終わらず時子自身(スタントらしい)が本当に危ない落下をしてまじでビビった。それでもふらふらと上るアクションに戻…
>>続きを読む息子の治療費のために身体を売った女房の不貞に苦しむ夫の話し。今の感覚からは考えられない、こっちから願い下げだみたいにならず、ひたすら嘆願する。そういうプレイに走るのかと思うほど理解できない。
低いア…
何とも不思議な映画だ。
戦後2作目とはいえ、小津自身が失敗作と言いっている。
しかし、評価は同じ様に失敗作と言いながら、キネマ旬報は7位になっている。
黒沢清監督の深読みもうなずける部分も見て感じ取…
笠智衆が若い。髪生えてるよ沢山
黒沢清監督が10秒を患った息子、戦争に行った父、階段から落下した妻の3人は全員死んでいて、最後の抱擁の場面は幽霊同士の抱擁にしか見えないと論じてたけどそんな感じする。…
・時子を階段から突き落とした修一が「大丈夫か!」と声をかけはするものの、苦しむ時子の元に駆け寄りもせず階段上でただ見ているだけだったこと。自分はここにめちゃくちゃ家父長制の空気を感じた。
・修一を…
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