飢餓海峡のネタバレレビュー・内容・結末

『飢餓海峡』に投稿されたネタバレ・内容・結末

内田吐夢監督のサスペンス作品。

同監督の「宮本武蔵」や「大菩薩峠」のような派手目な作品とは大分テイストが異なる印象の作品で、描かれる悲哀を十分に含んだ人間ドラマは、俗っぽく評すれば「火曜サスペンス…

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先日色々調べていて洞爺丸事故のことを知りこの映画に辿り着いた。けど内容は事故とは直接関係ないところで殺人事件がいくつか起こりその犯人を追いかける刑事物だった。てっきり台風や船の転覆を描いた日本版タイ…

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タイトルからすると不幸な境遇の人を長尺で芸術タッチで描いたクソつまらなそうな映画にも見えますが、ミステリー仕立てのところもあり想像よりは確実に面白い出来になっていると思います。砂の器みたいな感じです。
前半から半ばの神にたたられるような恐ろしさと、後半の刑事vs犬飼、そして衝撃のラスト。最後まで目が離せない、圧倒の連続だった。

『砂の器』との類似点は多いが、音楽の用い方に関しては異なる趣きがある。冨田勲のシンセサイザーの響きは、漆黒の肌を持つ大海原の底流を描き尽くす本作と、見事な調和を成す。しかし、肝心な場面で音楽は鳴り響…

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日本映画史の金字塔的傑作と謳われる水上勉原作、内田吐夢監督作。

良くも悪くも古き日本の刑事もの。大作映画らしい導入部には心躍らせられたが、その後は、疑いようのないような犯人フラグが見逃されたり、都…

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シーンとカットの積み重ねで、3時間を一気に見せる重厚な作品です。
フェリーニの『道』に通じるような、死なせてしまった者への悔いや恐れを感じさせるラストがまた、観る者をタイトル通りのテーマに導き素晴ら…

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面白かったです。

青函連絡船が転覆、死亡者の中に名簿にない2人。函館で強盗をした3人組の2人だが、あと1人は。

あと1人の犯人を三國連太郎。名前を変え別人として生きていたところに警察の手が伸びる…

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16ミリからのブローアップ。ポジネガ逆転。意図的露光。まさに白黒版仁義なき戦いをみるおもい。パンクだ。

海峡ってのはあれだな。
津軽海峡のことかと思っていたけど、
どうやらそうではなさそうだ。

心だったり、
立場だったり、
いろいろそういう、あれだな(語彙不足)。


犯罪者・犬飼は、函館から津軽海…

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