イケメンのエミール(ジャン=ピエール・レオ)とフェミニンなパトリシア(ジュリエット・ベルト)は一灯だけライトが照らされた真っ暗なスタジオで出会う。
ジュリエットのヘアスタイルは背中まで伸ばしたストレ…
難解であることは間違いない。5月革命の雰囲気を目いっぱい受けた映画かもしれない。自身の映画が大手映画会社との距離を置く発言の中で東京の松竹を入れてくるあたりは、なんか異質な物を入れたがるゴダールなら…
>>続きを読む8月のJLG12
社会を変革しようと闘争に参画する若い男女(エミールとパトリシア)が、一灯だけライトが照らされた真っ暗なスタジオで議論をする劇と、後の『映画史』にも通ずる多様なイメージの引用にゴダ…
1968年版イメージの本というべき映像。明らかにテレビを意識し、光で対抗しようとした大いなる軌跡にみえました。イメージを使った教育は人民を塗り替えていきますし、映像を通して革命を試みたといえるでしょ…
>>続きを読む- Adieu, Juliette.
- Dieu est mort, Jean-Pierre.
政治の季節、マルクスやフロイト、毛沢東、ルソーといった固有名詞が目まぐるしく出てくるが、本作のタイ…