いわゆる映画をむつかしく観る方に
受ける作品じゃないかなぁ。
異常なまでの長まわし。
狙いすぎの似非ドキュメンタリー風。
お話はつまらなくないとは思うけど。
アタクシはタイトルの意味さえわかりません…
例によって生々しい会話シーンが河瀬監督らしい。本人が大事な役回りで出演しているのが、 他の作品との違いかな。お祭りのシーンの作り込み方はすごいな。実在のものみたい。
監督にとって壊れかけた家族の再生…
『朝が来る』『あん』『光』の河瀨直美監督作品
監督が自らの故郷・奈良を舞台に、双子の兄の失踪という深い悲しみを背負った少年の成長をつづる人間ドラマ
初期の河瀨直美作品のエンタメ性のない取っ付きに…
[自分のルーツをたどる]
この物語は、双子の兄が突然いなくなった喪失感を持つ男の子と、母の妹に育てられたという入り組んだルーツをもつ女の子の関わりを描いている。
そして、それは、父が去り…
気が合うか合わないかでいうとたぶん合わない。二つ目の窓みたときと同じような気持ちになった。
生命誕生の苦しみや自然の恐ろしさ、根底になにかドロドロしたものが蠢きながら、作品自体は終始静かで、たま…
「バサラ祭り」のエネルギッシュさ、多幸感は異常。
町の人たちを巻き込んでのグルーヴ感はこういう画にハッキリと現れる(欲を言えばヒキ画が見たい気もしたが)
直接的な出来事を一切描かず、ハッキリしたこと…
冒頭からシャッタースピードを変更してフィルムのマテリアルを前傾化した倉の中の手持ちの空ショットから始まり、奈良の町屋を走る少年たちの長回しのショットが続く。風が吹き渡り、木々が揺れ、屈託のない神話…